学校日記

エアコンをかけながらの換気は、10センチが一番良い・・・?(2020-07-03)

公開日
2020/07/03
更新日
2020/07/03

お知らせ

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 今日の昼休み、総合文化部の生徒が一人、校長室を訪れ、研究の中間報告をしました。
 コロナウイルスの感染防止のため、文科省からは「エアコンを付けたときも換気をする」ことが勧められています。全ての窓を開ければ換気の効率は上がりますが、一向に室温は下がりません。逆に全てを締め切れば温度は下がりますが、汚れた空気はそのまま循環されてしまいます。
 教師が言った「いったい、どこの窓をどのくらい開ければ良いのかなぁ」という言葉から疑問を感じ、部活動の時間を使って研究してきました。20分の1の教室モデルを作成し、そこに飛沫を飛ばし、エアコンに見立てた送風機から空気を送り、レーザー光線を当てて、飛沫の動きを観察し、室温と湿度を記録してきました。さまざまな条件を変え、実験した回数は、20回を超えます。

 「両側の隅の窓を10センチ、対角線に4カ所開けるのが最も良いと思います。」「でもまだはっきりしたことが言えるためには、もっともっと実験を重ねる必要があります」「みんなのために役立ちたいと、まずは今の段階で言えそうなことを中間報告としてきました」とのことでした。

 日常のちょっとした場面から問いを見つけ、みんなのために実験をして確かめようと思い、時間をかけて熱心に研究を続けている生徒の今後の成果に期待しています。